「おりづる再生紙」の抄造に合わせて、工場見学に伺いました。
全国から広島平和記念公園に寄贈された「おりづる」を広島市から譲り受け、
授産施設で、金紙、銀紙、黒い紙や紐などを取り除き、「おりづる」だけを
分別していただき、神社で御祓いを行い、ようやく工場に入ります。
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このタンクに、溶解された「おりづる」と、牛乳パックから再生した「ミルクパルプ」が入っています。
弊社の「おりづる再生紙」は、「おりづる」と「ミルクパルプ」だけで作った100%再生紙です。
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抄かれたばかりの「おりづる再生紙」が出てきました。
このあと、所定の厚さにプレスされ、乾燥工程に進みます。
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乾燥を終えた「おりづる再生紙」は、いったんローラーに巻き取られます。
その後、いくつかの工程を進んで、商品として「おりづる再生紙」が出来上ります。
世界各地から思いのこもった「おりづる」が、多くの人の手を通して
再生紙として甦る工程を見学させていただき、改めてこの事業の意義を感じました。